NEW GAME!!第2話に対する感想
神回
端的に言うならそれで間違いがないのではないかと思う。
内容はかわいらしい絵柄から想像出来ない程シリアスかつ熱い。
そして1話で綺麗に起承転結を描ききっている。
見事と言うほかない。
余りにも暇なので(ブログを書き出した一因でもある)ニューゲームのアニメ二週目であるが、実を言うとこの話は胃がキリキリ痛むから見たくなかったというのが本音の所である。
タイトルは
『これじゃあただのコスプレだにゃー!』
前述の内容からはとても想像出来ないタイトルとなっている。
しかし序盤も序盤で一番のシリアスが終わったとも言えるので後は
ひふみんとねねっちにひたすら萌え萌えキュン💕
していればいいのである意味ありがたいとも言える。
話としては社会人なら考えさせられる内容に仕上がっている。
どちらかというと青葉より八神コウ氏の方に感情移入してしまう人の方が多いのではないかと感じる。
一つのゲームに対するメインキャラクターデザイナーというわけだから必然的にパイは決まってくるわけで身内同士での奪い合いになる。
同業他社との奪い合いなら心が痛むわけはないが身内なわけで
それに自分が手塩にかけて育てよく懐いてくれている後輩に負けた(最終的には協力プレイで解決というある意味チート的解決方法)わけであるので気持ちはさぞや複雑であろう。
後輩も後輩で性格がよいので後ろめたさを感じ、お互いに気持ちが暗くなっている。
今回大切にされていたのは新規IPを作るための発想だったり目新しさであるので
前作フェアリーズストーリー=八神コウらしさ爆発なわけであり
フェアリーズストーリーとは違うゲームにしていくという時点で
まだそこまでフェアリーズストーリーにかかわっていない青葉ががっつりかかわってきた八神コウより優位に立てるといううまい理屈もあるので
八神コウの株を落とさず話が展開できる。
むしろそのあと行き詰まった青葉を手助けしているので株は逆に上がっている。
一番株を上げたのは青葉でもあるが。
一つ不満点を上げるとするのであれば飯島ゆんちゃんの扱いである。
真っ直ぐに進んでいく青葉に触発されて自分には恐らく無理だろうと理解しながらも恐れずキャラコンペに遅くなりながらも参戦したゆんちゃんであったが結局その後をフォローする展開がないまま話が終わってしまった。
第二回目のコンペの様子を全カットして青葉とコウがコンペで選ばれるという結果だけを写したのでその前にゆんちゃんのキャラ案が出るも力及ばず落選、とても悔しいが次回は負けないぞ!という展開を挟めばさらに神懸かっているであろう。
まあ尺の都合上泣く泣くカットしたんだろうと思う。
俺ごときが簡単にわかることなのでアニメを作っているスタッフは百も承知だろうなと
何はともあれ神回であったと思える話でした。