〆鯖
大変美味しく頂きました。
今日の夕ご飯は実家の方で食べた。
祖母が某大手デパートで開催されていた全国のうまいもの市場で〆鯖を購入していたみたいで食べさせてくれた。
前提条件として〆鯖は余り好きな方ではない。
何故かというと酸っぱいからだ。
個人的に余り酸っぱいものは好みではない。
しかし1つ分かっていたことがある。
それは美味しい〆鯖は酸っぱくないという事だ。
その例に違わず今日食べた〆鯖は酸っぱくなく身が柔らかくとてもおいしかった。
本当はもっと食べたいところだが他にも食べる人がいるので程々にしておいた。
今思い返してみても口の中によだれが広がってくる。
そもそも祖母は食べ物に関しては贅沢である。
ある意味全国各地の老人はそうだろうと思う。
年金が大変入ってくるのでお金が余っているのだ。
そしてそれを食費にあてる割合が多いのだろうと思う。
今日祖母と話していてびっくりしたのは祖母の
『肉はグラム500円以上じゃないと美味しくない』
という驚きのセリフだった。
何贅沢なことを言っているんだと、こちらはいつもグラム100円の鶏もも肉を笑顔で頬張っていると言うのに。
そもそも私は自慢ではないが自分で買い物をするときに牛肉を買ったことは一度たりとも無い。
グラム100円の国産鶏もも肉で充分満足できるからだ。
グラム120円程度の豚バラ肉を買うのも悩みながら買っているというのに。
ただ、祖母が高い肉を買うのもかわいい孫(つまり私たち)に喜んで貰いたいという一心なのであるのだから余り言えないのが現状なのだ。
正直、私は高い肉買わなくても良いからその分は遺産にまわして欲しいと思ったりもする。
別に俺は鶏もも肉で良いので無駄金使わずにもっと他のものに使えばいいのにと。
余り言うと祖母は拗ねるし孫達にもてなすのがある意味祖母の生き甲斐でもあるので素直に、ありがたく享受しておけば良いのだろう、きっと。